


喇叭鼓隊用楽器
喇叭鼓隊用楽器、左から、大喇叭、中喇叭、小喇叭、長喇叭。 喇叭鼓隊は昭和2年に陸軍の大沼哲楽長補が考案した信号喇叭で編成する音楽隊。当時まだピストン付きの楽器が高価だったので安価な信号喇叭で音楽隊を作る事によって小中学校でのバンド活動を活発...

その他楽器

明治45年制定、陸軍軍楽部軍衣袴(冬服)
明治45年制定、陸軍軍楽部軍衣袴(冬服) 明治45年2月24日に勅令第十号で制定された軍服。軍楽隊以外は茶褐色(カーキ色)の軍服となったが、軍楽隊のみ濃紺の軍衣に緋色の軍袴、夏衣袴は白色と派手な装いであった。当初各部相当官の帽章やボタン、襟...

陸軍喇叭手 制服

大正3年制定 海軍軍楽隊 夏衣袴 軍衣袴
大正3年2月26日に勅令第二十三号で制定された海軍軍楽隊の下士官兵の軍服。大正8年に官職区別章(階級章や特技章)の位置変更、11年に軍袴側章廃止、昭和17年に官職区別章の形状変更、等の細部が少しずつ改正されていくものの、終戦まで使用された。...

明治大正期 簡易楽隊 制服
明治〜大正期に簡易楽隊で使用された制服。どこの楽隊の物かは不明だが、この様な陸軍の正衣袴(俗に言う大礼服)を模した制服が数多く作られた。明治期は銀笛(フラジオレットやニッケルクラリネットなどの簡易的な笛)と太鼓による編成が多かったが、大正期...

戦前の国産管楽器展を開催しました。
制服や楽器、写真等の資料約50点を展示しました。お越し頂いた皆様、ありがとうございました。次回開催に向け更に資料収集を進めます。

イベント情報

教育総監賞 懐中時計 認識票
教育総監賞の懐中時計。持ち主は大正5年入隊の田村明一氏。陸軍戸山学校を首席で卒業した際に受賞した物。田村明一氏は終戦時第十四方面軍楽隊(フィリピン)の隊長。復員業務中病死。最終階級軍楽少佐。 認識表は北支方面軍軍楽隊の頃の物。