陸軍軍楽隊

楽器史料

陸軍 ピストンホルン B&F製

ボーランド・フックス(Bohland und Fuchs)製のピストンホルン。替管でF-Es。 第一次世界大戦でドイツが敗れるとドイツ製の優良な楽器が安く輸入できる様になり、三木楽器やヲグラ楽器でB&F製が数多く販売された。(国産管楽器は窮...
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海軍 ホルン 日本管楽器製

皇紀2605年製のホルン。替管によりF-Es調。軍楽隊用に製造していたが終戦により納入されなかった物。ニッカン小史によると、18年の暮れから民間向けの製造は全く不可能となった。戦後とりあえず半製品を組立て銀座の店に出した。とある。 メーカー...
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陸軍 バリトンサックス クランポン製

明治27年頃にクランポンで製造されたバリトンサックス。 民間に払い下げられてから昭和30年代頃まで使用されていた様で、修理や再鍍金の為、軍楽隊への納入年や識別番号の刻印が難読。 国産木管楽器を研究している小泉氏のコレクションを紹介させていた...
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陸軍 オーボエ 日本管楽器製

皇紀2604年に日本管楽器から陸軍軍楽隊に納入されたオーボエ。 材質は海外からのグラナディアが輸入できなくなったので黒檀。それも目の粗い社員寮の柱の黒檀でできている。また、雨天の使用に耐えられる様に輪島から職人を呼び、漆で仕上げてある。オー...
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陸軍 トランペット 日本管楽器製

皇紀2602年(昭和17年)に日本管楽器より陸軍軍楽隊へ納入されたもの。薄くなっており見えにくいが、星と陸軍軍楽隊の彫刻がある。民間のカタログに同モデルが無い事、海軍ではトランペットを使用していない事から陸軍軍楽隊の特注品と思われる。事変の...
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